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ギャップおじさんTRPG Q&A


Q1.スキルのコストを支払う際、光を所持していた時でもそれを消費せずに、闇だけで代用することは可能ですか?

A1.できません。

 コストの代用は、光が足りなかったときにのみ、行うことができます。

 これは脅威が光を温存するのを防ぐための処置です。

 

 

Q2.『崩し』で連続判定をしたときに、指定特技での判定は攻撃1回分になりますか? 例えば、指定特技→特技A→特技Bと判定した場合、ダメージはダイス3つとなるでしょうか?

A2.その通りです。

 『崩し』は「指定特技で攻撃、もしくは単体攻撃を行う」スキルです。最初の一回目から攻撃として扱います。

 

 

Q3.「脅威は、すべてのスキルから」とありますが「指定特技を所持していなければ取得できない」ものも、指定特技を無視して取得できますか?

A3.できません。

 スキルの効果で書かれている内容が優先されます。また、指定特技の条件を無視した場合、調査項目などから脅威のスキルを推理する材料が無くなり、ゲーム的な楽しみが損なわれる可能性があります。

 

 

Q4.『デュアルアタック』の指定特技を《光弾》などにした場合、『カノン』などと併用はできますか?

A4.できません。

  特殊スキルは「使用すると行動済みとなる」スキルであり、1つ使用した段階で行動済みと処理されます。特別な効果が無い限りは2つ以上の特殊スキルを併用することはできません。

 

 

Q5.判定の目標値に達しても、光の解放と闇の蓄積を行う事は可能ですか?
A5.不可能です。
 光・闇の使用をするタイミングは「判定に失敗したとき」であるため、成功した段階で終了となります。達成値を上昇させるスキルなどは使用できます。

 


Q6.『拳で語る』は決戦で使用可能ですか?
A6.可能です。

 


Q7.『拳で語る』で調査項目を調べる場合、指定特技はどうなりますか? 
A7.通常の調査判定と同様に扱います。
 指定特技が指定されているならば、通常の調査判定と同じくその特技が指定特技となります。



Q8.日常判定でA→Bの順で判定する時、Aが判定で光を使用した場合、Bの目標値は変動しますか?
A8.変動しません。
 目標値の変動は終了後となるため、1つの手番の中で目標値は変動しません。これは光の獲得を想定した裁定で、判定の最中、スペシャルなどで光を獲得したとき、目標値の上昇を防ぐためです。



Q9.脅威が2回行動、3回行動をするとき『ナイトビジョン』はいつ宣言ができますか?
A9.脅威の行動がすべて終わったあとに宣言します。
 『ナイトビジョン』でPCの行動が優先されるのは、スキルの効果による場合のみです。

 


Q10.『私につけ』 は脅威にも有効ですか?
A10.有効です。
 脅威の闇を減らすことは可能です。ただし、攻撃判定と違い、分類の一致による修正などはありません。



Q11.『悪意』 『対策:』を破壊する時、狂騒フェイズで攻撃判定、決戦フェイズで調査判定は可能ですか?
A11.不可能です。
 狂騒フェイズでは攻撃判定が、決戦フェイズでは調査判定が行動の選択肢に存在しないためです。



Q12.スキルの効果でダメージが0になったとき、『ダメ押し』や『暗器』などのダメージを上昇させるスキルは使用可能ですか?
A12.可能です。
 『フルアーマー』などダメージを減少させる効果であれば、ダメージを上昇させるスキルは有効です。ただし、『パージ』などの「ダメージを無効化する」スキルの場合、ダメージは「0」ではなく「無効」となるため、上昇させた分も含めて無効となります。


  
Q13.脅威が光を獲得していた場合、宣言をするべきですか?
A13.宣言をする必要はありません。
 脅威がなんらかのスキルの効果やスペシャルなどで光を獲得していても、公開する必要はありません。また、非公開にする必要もありません。GMはセッションの運営で「より楽しめる」と判断できる方法を取ってください。



Q14.『パターン:ガイスト』は決戦フェイズのいつ宣言できますか?
A14.攻撃の対象になる前であれば、いつでも宣言ができます。
 判定のダイスを振ったあとは、対象として決定されたこととなるため、ダイス目を見た後で宣言はできません。



Q15.狂騒フェイズで脅威が1回再起した場合、スキルのコストによる闇の減少も無くなりますか?
A15.無くなります。
 減少の代わりに目標値の上昇が適用されます。これを利用することを専門用語で「名古屋撃ち」と呼びます。



Q16.『先生、お願いします』は脅威のスキルも取得可能ですか?
A16.可能です。
 ただし、『先生、お願いします』の効果は「書き込んだスキルを使用する」効果であるため、同名のスキルを使用していた場合、同一サイクルで使用することはできません。

 


Q17.拠所の破壊で2回判定が成功、対抗判定が1回成功したとき、破壊される、もしくは破壊されない拠所を選ぶ事は可能ですか?
A17.可能です。
 対抗判定で無効にする破壊はPCが任意に選択することができます。

 


Q18.『因果応報』の後にヘイストや連続行動は使えますか?
A18.使えません。
 『因果応報』は「攻撃判定を行う」スキルのため、手番や行動として扱いません。

 


Q19.ランク3の脅威はPC人数に関わらず、単体攻撃は可能ですか?
A19.可能です。
 人数に関係するのは行動回数のみです。ソロで挑むのであれば対策をしましょう。

 


Q20.『離れ業:攻撃/対抗』は埋まっているギャップも含めますか?
A20.含めません。
 そのマスは埋まっています。

 


Q21.シナリオ拠所、PC拠所を複数採用する事は可能ですか?
A21.GM裁量です。
 より楽しいセッションになるのであればどんどん採用しましょう。



Q22.再起に防御判定の効果は有効ですか?
A22.無効です。
 再起は判定ではありません。防御で目標値が上昇するのは「脅威が行う判定」であり、再起は含まれません。


 

Q23.回帰判定で光が0のとき、コストのあるスキルは使用できますか?
Q23.コストが支払えなければスキルを使用できません。
 コストを闇で代用するのは闇の蓄積と同じく、日常から遠ざかる行為であるため、回帰フェイズでは行えません。



Q24.スペシャルが出たとき、光はどのタイミングで獲得しますか?
A24.スペシャルが出たとき、即座に獲得します。
 これは回帰判定などでスペシャルを出したとき、せっかく手に入れた光が活用できず、抱え堕ちを防ぐための処理です。スキルによる光の増減も、宣言のタイミングで処理をするとよいでしょう。

 


Q25.回帰判定で自身の判定前にスキルで光が減少した時、目標値も下がりますか?
A25.下がりません。
 目標値の算出は決戦終了後、回帰フェイズに入ったときに行ってください。



Q26.『フランケンシュタイン』『封印術』の両方を持っているPCは、いくつまで闇を溜めても大丈夫ですか?
A26.諦めない限りです。
 決戦の終了条件の一つに「回帰判定で成功する見込みがなくなったとき」とあり、理論上、回帰できる見込みがある限りは継続することができます。

 


Q27.情報イベント『黒幕』を使用した場合、脅威の光と闇もリセットされますか?
A27.光と闇は引き継がれます。
 『黒幕』で更新されるのはデータのみで、光と闇の値は変化しません。更新前後のデータが『※英雄』を所持していた場合、イベントの前後でスキルが消滅、発生するものとします。更新前に持っていたならば、更新後にスキルで獲得していた光を失い(最低0)、更新後に新たに獲得したのであればスキルの効果分、光を獲得してください。

 


Q28.情報イベント『封じられた正体』で取得したスキルはPLに伝える必要はありますか?
A28.脅威のデータを公開する必要はありません。
 脅威のデータはその種類に関わらず、公開する、あるいはしないというルールはありません。GMはセッションの運営で「より楽しめる」と判断できる方法を取ってください。



Q29.脅威が2回3回と連続で行動するとき、それぞれを手番として数えますか?
A29.それぞれを1つの手番として処理を行ってください。
 『狂気』『群体』など、手番の判定すべてに効果のあるスキルは、各行動でその効果を失います。



Q30.『コンセントレイト』を使用したとき、光と闇の増減はどのタイミングで処理をしますか?
A30.手番が終了した後にすべて計算します。
 ただし、スキルの効果による光と闇の増減はその都度処理をしてください。



Q31.『プレコグ』を使用した後、振り直すスキルを使用した場合、振りなおすダイスの数はどうなりますか?
A31.『プレコグ』の効果で採用したダイス2つと、光などで振り足したダイスすべてです。
 『プレコグ』の効果で判定に使用されるダイスは2つであるため、使用されたもののみが対象となります。選ばれなかったダイスは振り直しの対象とはなりません。




Q32.同キャラクターが同じ名のシナリオ1回スキルを同時に宣言する事は可能ですか?
A32.不可能です。
 一人のPCは、同名のスキルを1サイクルの間に1度ずつしか使えません。

 

 

Q33.スキルなどで書かれている「判定」とは何を指しますか?
A33.行為判定を指します。
 書籍版72pに書いてありますが「成功するか失敗するかわからない行為を行うとき、その成否を決定する」ために行うものを指します。ダメージの決定などは成功も失敗も無いため、判定ではありません。再起は能動的に行う行為ではないため、これも判定として扱いません。

 

 

Q34.『ガーディアン』に「味方がダメージを受けた直後に宣言」とありますが、味方に自分は含まれますか? また、脅威がこのスキルを使う場合はどうなりますか。
A34.人それぞれです。
 自分を自分の味方と考えるのであれば当然味方に含まれます。もし「自分は自分の敵だ」と哲学的なことを考えていたら除外しても構いません。脅威の場合、「その脅威が味方と考える存在」がダメージを受けた直後に宣言し、そのダメージに効果を適用することができます。

 

 

Q35.脅威が『身代わり』を使用した場合どのような判定を自身に書き換えることができますか? 例えばPCが行う日常判定の対象を自身に書き換えることは可能ですか?
A35.『かばう』同様、ほとんど書き換えることはできません。
 日常判定は日常表に特技を持たなければ対象となり得ません。唯一『私につけ』の闇減少の対象となりえる程度です。どうにか可能にできないか必死で考えましたが、どうやっても適用できる理屈が思い浮かびませんでした。


Q36.『カウンター』のダメージは対抗判定で軽減することが可能ですか?
A36.不可能です。
 『カウンター』は攻撃判定ではないため、対抗判定を行うことはできません。


Q37.『コンプレックス』を使用した場合、日常判定の目標値はコストを払う前と後のどちらになりますか?
A37.手番の最初に目標値は決定します。
 『コンプレックス』に限らず、日常判定の目標値は手番の最初に算出します。


Q38.『※敬愛』で獲得した光は情報イベント『黒幕』後に無くなりますか?
A38.無くなりません。
 光と闇はデータを変更された後も引き継ぎます。


Q39.『神出鬼没』の対抗判定に『サトリ』は有効ですか?
A39.有効です。


Q40.『殺戮』の対抗判定に『神出鬼没』を使い参加する事はできますか?
A40.可能です。


Q41.『※悪意』を複数個所持していたとき、同サイクル内で2度再起する場合、2個の悪意を分けて使う事は可能ですか?
A41.不可能です。
 『※悪意』はあくまで「同名のスキルと同時に宣言が可能」なスキルであり、分割して使用することはできません。

Q42.拠所フェイズ、回帰フェイズで『悪臭』は使えますか?
A42.拠所フェイズでのみ可能です。
 回帰フェイズでは脅威は既に打倒され、闇を払われた状態です。闇を払われた脅威は既に脅威ではなく『※悪意』に限らずPC達を害することはできません。拠所フェイズでは不可能とするルールはありませんので、シナリオに合わせて検討してください。


Q43.『コンセントレイト』で『支援』や『仕込み』などの判定に修正が加わるスキルや『武装』などのダメージを増やすスキルを使用した場合、その手番でその効果は得られますか? また『溜め』を使ったとき、光の獲得はいつ行われますか?
A43.スキルの効果はその都度処理をしてください。
 『支援』や『仕込み』、『武装』などのスキルを最初に使用した場合、それ以降の判定やダメージに効果を得られます。『溜め』についてはQ30でも答えている通り、その都度処理するとよいでしょう。


Q44.「判定の直後」「ダメージを与えた直後」はいつまで直後と扱うのでしょうか?
A44.次の処理、判定やダメージの決定などが行われるまでです。
 ゲーム的に「もう巻き戻せない・巻き戻して処理をすべきではない」ところまで進んだのであれば、タイミングを逃したとして処理をしてよいでしょう。また、ダメージについては書籍版P79にあるように、再起もダメージ処理の一環として扱います。


Q45.帰還型シナリオの脅威(元PC)の特技とスキルは組み直してもいいのでしょうか?
A45.自由です。
 例えば闇堕ちした際に吸血鬼となってしまったPCなどは出自そのものが変化する可能性もあります。シナリオに合せて自由に設定するとよいでしょう。


Q46.セッション中に使用しなかった光は次回セッションに持ち越すことは可能ですか?
A46.不可能です。


Q47.経験点の獲得の時、シナリオ拠所やPC拠所も経験点に含めますか?
A47.含めます。


Q48.情報イベント『更なる力:』と情報イベント『オーパーツ:』で獲得する場合、現在取得している特技またはスキルと置き換えますか?
A48.新たに獲得します。
 置き換えるという記述は無いので新たに追加するだけです。


Q49.情報イベント『更なる力:』と情報イベント『オーパーツ:』で獲得したスキルはシナリオ終了時に失われますか?
A49.失われます。
 

Q50.『罠だッ!』による再度の調査判定はその情報を暴いたPCがやらないといけないのでしょうか?
A50.誰でもできます。
 指定特技の関係で同じPCが担当するケースが多いだけで、他のPCが助けだすことも十分に可能です。

 

 

Q51.『諜報活動』は《盗聴》を所持していなくても取得、また使用できますか?
A51.『諜報活動』は指定特技を所持していなければ取得できません。
 初版本のみの脱字案件です

Q52.脅威が『※お巡りさん』の効果を『揉み消し』で無効化することはできますか?
A52.可能です。
 『※お巡りさん』の効果は追加で闇を上昇させるものであり、上昇そのものを無効化する『揉み消し』は有効です。

Q53.『殺戮』で上昇した闇を『揉み消し』で無効化する事は可能ですか?
A53.不可能です。
 『殺戮』は闇の蓄積ではありません。

Q54.『※封印術』を回帰判定中に使用する事は可能ですか?
A54.可能です。

Q55.『揉み消し』は連続判定など手番で発生したすべての闇の蓄積を対象とできますか?
A55.できません。
 『揉み消し』の宣言タイミングは「闇の蓄積を宣言したとき」であるため、判定ごとに宣言された分の闇にしか適用されません。

Q56.『パターン:セイレーン』は複数の対象を指定できますか?
A56.複数の対象を指定できます。
 対象に選ばれたキャラクターが行うそのサイクルの判定すべてに効果があります。

Q57.闇の蓄積でわざと成功しない量の闇を溜めて、判定を失敗にすることはできますか?
A57.可能です。

Q58.『崩し』は連続判定の途中にその効果を適用することはできますか?
A58.不可能です。
 「指定特技を使用して攻撃、もしくは単体攻撃を行う」スキルであり、必ず指定特技を使った攻撃からはじめ、効果はその次の連続判定にのみ適用されます。

Q59.『ボディミミック』の宣言は、誰かが判定に成功した場合のみでしょうか?
A59.使用された直後であれば、判定の成否は問いません。

Q60.『ボディミミック』を連続判定後に宣言したとき、複数個特技を取得できますか?
A60.不可能です。
 宣言のタイミングは判定の直後であり、対象となるのはその判定で使用された特技一つのみです。

Q61.『ボディミミック』はすでに自分が所持している特技でも取得できますか?
A61.可能です。
 重複したとき、情報イベント『貴方の子どもよ』と同様に処理してください。また、もともと持っていた方の特技に対しては力の封印を適用できます。

Q62.『ワールド・イズ・マイン』は自分も対象に選ぶことができますか?
A62.可能です。

Q63.『ワールド・イズ・マイン』は狂騒中に使用してから決戦に入ることも可能ですか?
A63.可能です。

Q64.PCが『パターン:ガイスト』を宣言した場合、脅威は全体攻撃を行えますか?
A64.行えます。
 『パターン:ガイスト』を宣言したPCが攻撃の対象とならないだけです。

Q65.『離れ業:対抗』は狂騒フェイズで適用できますか?
A65.適用できます。
 適用できるのは「誘い」に対する対抗判定のみで、ダメージを軽減する効果を得られます。

Q66.『縁:』はスキルの判定にも効果を適用できますか?
A66.指定されたPCを対象にした判定でのみ効果を得られます。

Q67.脅威は対抗判定を行いますか?
A67.行いません。

Q68.脅威が光を持っていたとき、再起でダイスを増やすことはできますか。
A68.増やせません。
 繰り返しになりますが、再起は判定として扱いません。

Q69.『※強襲』は異音フェイズで宣言はできますか?
A69.狂騒フェイズでのみ宣言できます。
 『※強襲』は狂騒フェイズ開始時に宣言し終了させることで、狂騒フェイズを1サイクル短くするスキルです。使用することで狂騒フェイズは3サイクルから2サイクルに減少します。

Q70.Q35ですが帰還型シナリオなどで日常を持った脅威を作ることで『身代わり』や日常判定を使用できないでしょうか?
A70.脅威は概念であるため、日常を持つことは不可能です。理由は後述。
 ギャップおじさんTRPGで脅威は「日常に対する脅威」であり、個人とイコールの関係ではありません。たとえば「毒ガスが街中に撒かれる事件」を例にすると、日常に対する脅威は「毒ガス」がこれにあたります。解決策が「毒ガスを撒いている人間を殴り倒す」だったとしても、毒ガスとそれを撒く人間はイコールの関係ではないわけです。情報イベント『黒幕』で脅威の闇が変動しないのはこれが理由です。
 特定のシナリオでこの構図に当てはまらないケースはもちろん存在すると思いますが、現行ルールではそれらの表現をするルールが無いのが現状です。

 

Q71.手番と行動の違いはなんですか?
A71.同一のものとして扱ってください。
 現行ルールでは区別したとき、PCにとって不利益もしくは脅威にとって有利になりすぎるケースがあるため、手番=行動として処理をしてください。

Q72.『飛礫』を使ったサイクルに『鎧袖一触』を使った場合、追加の行動にも修正はかかりますか?
A72.かかりません。
 Q71の回答のように手番=行動であるため、追加の行動は新たな手番として処理をしてください。

Q73.『パターン:エンタングル』や『支援』の修正はどのような判定に適用されますか?
A73.あらゆる判定に適用されます。

Q74.『呪詛』のダメージは『呪詛』使用者が与えた扱いになりますか?
A74.なりません。
 『呪詛』の効果は「ダメージを受ける」であり、スキル使用者が与えたものとして扱いません。

Q75.『ボディミミック』で日常表・拠所表特技は取得できますか?
A75.可能です。

Q76.『呪詛』で指定する特技は日常表・拠所表を対象にできますか?
A76.可能です。

Q77.『痕跡』の効果は累積しますか?
A77.累積します。

Q78.情報イベント『黒幕』でデータを交換したタイミングで『※悪臭』や『強襲』を使う事は可能ですか?
A78.不可能です。

Q79.『※禁呪』が使われた判定は『根回し』や『アクセラレータ』でファンブルを覆すことは可能ですか?
A79.不可能です。
 どちらのスキルも使用することはできますが『※禁呪』の効果は「出目に関係なくファンブルにする」ものなので、振りなおしても結果は覆りません。

Q80.情報イベントで獲得した特技とスキルは情報イベント『黒幕』後の脅威に引き継ぐ事はできますか?
A80.引き継がれると裁定してかまいません。
 ただし、GMが「その裁定はシナリオの流れとして不自然である」と判断した場合、引き継がなくても構いません。

Q81.『身代わり』でスキルの対象を自身に置き換えることは可能ですか?
A81.可能です。

Q82.複数の対象が指定されたとき、『身代わり』で自身のみに対象を変更することは可能ですか?
A82.不可能です。
 『身代わり』の効果で書き換えることができるのは1体のみです。

Q83.ダメージを上昇・追加するスキルのダメージは上乗せですか? それとも別のダメージですか?
A83.上乗せです。
 ダメージを上昇・追加するスキルは元となるダメージを上昇させます。したがって、ダメージを減少する効果が適用されるのは1度だけとなります。

NEW!

Q84.脅威が『拳で語る』を使用し、調査判定を行うことはできますか?
A84.可能です。
 

Q85.『コンセントレイト』で使用するスキルにコストが設定されていた場合、そのスキルのコストも払いますか?
A85.払います。


Q86.『※悪意』はシナリオ中1度だけですか?
A86.1サイクル1回の制限のみです。
 サイクルが変わったとき、再度使用できるようになります。『※悪意』持ちの脅威に長期戦は危険です。

Q87.脅威が『封印術』を使用することは可能ですか?
A87.可能です。
 その場合、脅威の闇が減少します。

Q88.『ボディミミック』で拠所を獲得した場合、経験点は追加されますか?
A88.されません。
 当初は日常・拠所の獲得を想定していなかったため、記述がありません。が、力の封印と同じく、経験点など特技として以外の使用はできないものとします。

Q89.『コンセントレイト』は自身が取得していない特殊スキルでも使用することができますか?
A89.できません。

Q90.「ダメージを与える」「ダメージを受ける」とはどの瞬間を指しますか?
A90.ダメージが決定した瞬間から始まります。
 攻撃判定が成功し、ダイスを振ってダメージが決定した瞬間から「ダメージを与える」「ダメージを受ける」などの効果は使用できます。例外は『因果応報』『鎧袖一触』で、これらはダメージにより闇の増減がなければ宣言ができません。

Q91.攻撃によって脅威の闇が0になり脅威が再起した場合『鎧袖一触』を使うことはできますか?
A91.できます。
 再起はダメージ処理の一環となるため、再起後に『鎧袖一触』の効果は適用されます。

Q92.『因果応報』による攻撃の後に『鎧袖一触』を使うことはできますか?
A92.可能です。

Q93.『※悪臭』を複数同時に使ったとき、一回の判定で破壊できるのは一つですか?
A93.一つです。
 『※悪臭』の指定特技はひとつひとつ設定ができるため、同時に二つ以上の『※悪臭』は破壊できません。

 

NEW!

 

Q94.倒れるの宣言はは闇が上昇する前なら、いつでも闇の値を決める事ができますか? 闇9のPCが判定やダメージで20くらい上昇しそうなとき、10で倒れるなど。
A94.可能です。

Q95.倒れた後、特殊スキル、割込スキル、宣言スキルは使用可能ですか?
A95.可能です。
 日常表、拠所表を使用するものの他、判定を必要としないスキルも使用できます。

Q96.スポットの宣言をした後、自身の行動前ならばスポットを移動する事は可能ですか?
A96.不可です。
 スポットの宣言が行われた時点で移動は完了しています。特に必要がなければスポットの宣言をしないようにしましょう。

Q97.日常判定を受けた後、未行動であればスポットを移動できますか?
A97.基本的には不可です。
 スポットの宣言が行われた時点で移動は完了しています。同じスポットにいる必要が無いなど、スポットの宣言を必要としない状況であればこの限りではありません。

Q98.スポットの破壊は、配置されていない拠所を対象に取ることは可能ですか?
A98.不可です。
 スポットの破壊は「スポットが所持している拠所」を対象とする行動です。配置されていない拠所はそのスポットが所持しているものとして数えません。

Q99.スポットの破壊、誘いで、2人以上が同じ日常拠所を持っている場合、どのように処理をしますか?
A99.情報イベント『貴方の子供よ』の処理と同様に行います。
 同じ場所に2つの特技が存在しているものとして扱い、連続判定をする場合は0マス離れている特技として処理を行って下さい。このとき、誰の特技を対象とするか区別するとよいでしょう。


Q100.『エンチャント』『コピー』、『※こんな事もあろうかと』などのスキルを取得するスキルは、出自や『常人』などの前提スキルも満たす必要がありますか?
A100.出自や『常人』などの前提も満たさなければなりません。
 ただし、配下は出自が無く脅威と同等に扱われるため、出自の条件は無視されます。

Q101.『インターセプト』や『対処』で目標値が上がった後に、光の開放、闇の蓄積、スキルの使用は可能ですか?
A101.可能です。
 光の開放、闇の蓄積はともに「判定に失敗したとき」行えるものなため、判定が失敗した時点で宣言ができます。

Q102.『後は任せた!』は「行動を行う代わりに宣言する。」が記入されていないので、宣言スキルでしょうか?
A102.特殊スキルのため、行動を消費します。また、DL版、二版以降では修正されます。
 文字数の関係で省略していましたが、頑張って詰めたら入りました。初版本のみの脱字となります。

Q103.『ファイト!』は複数人を対象に取れますか?
A103.可能です。

Q104.『※こんな事もあろうかと』で取得したスキルの指定特技が『サモン』や『コネクション』などで取得していたものの場合、これも固定されますか?
A104.成長で特技を取得する場合に限り、固定されます。
 セッション終了とともに前提となる指定特技が無くなる場合は、条件が満たせなくなるため『※こんな事もあろうかと』に戻してよいでしょう。

Q105.『無明』の効果は以降のダメージにも適用されますか?
A105.適用されません。
 攻撃判定を行い、そのダメージにのみ上昇の効果は適用されます。

Q106.『オリジナル』で創作する特技の名称に、既存の特技の名称は使用できますか? また、他スキルの指定特技として使用可能ですか?
A106.既存の特技と同じ名称も使用できますが、創作された別の特技として処理されます。
 紛らわしくなるため、別の名称を使用することをオススメします。

Q107.『※洗練:』『※攻撃:』『※調査:』『※防御:』に『オリジナル』で創作した特技を指定することは可能ですか?
A107.可能です。

Q108.他PCの調査判定で『情報戦』でダメージを与えた後、『常在戦場』や『食餌』で与えるダメージを上昇させられますか?
A108.させられます。
 記述を見る限り、適用されます。製作して2年経ちますが初めて知りました。

Q109.情報イベントの目安はどの記述を参照すればよいでしょうか?
A109.通常の情報の半分程度が目安です。

 


Q110.『先生、お願いします:』や『パターン:メカノイド:』で常人スキルは使用できますか?
A110.できません。
常人スキルは効果内で「『常人』を持たなければ取得できない」と制限されているためです。指定特技に関してはどちらのスキルも指定特技を変更すると記載されているため、これを無視できます。

Q111.『必殺技』『全力攻撃』『鉄壁』の指定特技に日常表や拠所表の特技を指定できますか?
A111.指定できますが意味は薄いです。
攻撃判定、防御判定は異能表の特技を使用して行う判定であるため、特殊なスキルを使用しない限りは日常表、拠所表の特技では判定を行えません。

Q112.『※洗練』や『※防御』は日常表や拠所表の特技にも設定できますか?
A112.可能です。

Q113.『※防御』や『※調査』で書き込んだ特技は『戦場操作』や『パターン:フェニックス』の効果は適用されますか?
A113.適用されます。

Q114.『うるせぇ!』を脅威が使用した場合、全体攻撃を行えますか?
A114.対象は1体のみとなります。

Q115.複数の配下を用意したとき※ない同名のスキルを持たせる事はできますか?
A115.別々の配下・脅威であれば同名のスキルを持たせることができます。

Q116.『粛清』は自身の判定に対し、使用できますか?
A116.可能です。

Q117.『粛清』に『食餌』『常在戦場』は適用できますか?
A117.適用されます。

Q118.『粛清』を決戦で使用したとき『鎧袖一触』『ヒットマン』は使用できますか?
A118.使用できます。

Q119.『無明』を使用し『※奥義』や『豪腕』で成功にした場合、達成値はいくつになりますか?
A119.目標値がそのまま達成値となります。

Q120.『常人』と『ファミリア』を取得したとき、配下の判定で闇の蓄積を行えますか。
A120.行えます。

Q121.偶然同名となった『オリジナル:』は同じスキル・特技として扱いますか?
A121.同じスキル・特技として扱います。

 

Q122.『ファミリア』が『溜め』を使用することで罪業』を取得しているキャラクターが光を獲得することはできますか?
A122.『罪業』を持つキャラクターはいかなる手段でも光を獲得できません。

 

Q123.全体攻撃でPC全員にダメージを与えた直後『パターン:エンタングル』に成功した場合、PC全員に判定-1の修正が与えられますか?
A123.ダメージを与えた対象全てに適用されます。

Q124.『倒れる』をしたPCが『呪詛』の入った日常特技を使用して判定は可能ですか?
A124.可能です。
それ以上闇が溜まらない状態であるため、『呪詛』の効果でダメージを受けても適用されません。

Q125.『コミュ力』を脅威が狂騒、決戦で使用した場合、日常判定を誘いや破壊として行うことは可能ですか?
A125.面白いと思います。
運用としてはGMが使用する前提であるため、各シナリオ、各GMで可能不可能は判断してください。

Q126.『コンセントレイト』使用時に、『※チャージ』を使用することで同名の特殊スキルを2回使用できますか?
A126.できません。

Q127.『※チャージ』を使用することで、『コンセントレイト』の効果で『コンセントレイト』を使用することはできますか?
A127.できません。
 


QEX.GM仲間が判定が全く成功しない!と嘆いていますが、そんな彼、彼女に何かアドバイスはないでしょうか?
AEX.『※奥義』を使いましょう。もしくは御布施、いやなんでもないです。